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一般にコインメック(C/M)やビルバリ(B/V)は、自動販売機に使われることを目的に設計されており、その理由から取付方法に特徴があります。
コインメックやビルバリは扉に直接取付ける方法が一般的で、硬貨や紙幣は扉の表側から入れ、扉の裏側では集金やつり銭合わせ等をします。
小型のコインボックスや、コインベンダー(コピー機用の課金装置)等にビルバリが付いていないのもその理由で、ビルバリを付けるとボックスが横に長い形状になるからです。
また、フロントタイプのセレクターと違って、硬貨の投入口から返却口のスペースを確保しなければなりません。
確保する寸法の目安は、コインメックの高さの約 1.7 倍が最低でも必要です。
注意しなければならないのがコインメックの取り付けです。コインメックが大きく動いたり斜めになったりすると硬貨を正しく認識できません。投入された硬貨の重さや直径が変わってしまいます。コインメックを利用する場合、コインメックを垂直に設置し筐体や本体が傾かないようにします。

関連部品
硬貨投入口
投入口には横穴と縦穴があります。自動販売機のように高さがあり、硬貨を複数枚連続投入する可能性があれば、投入口は横穴で傾斜角を持たせた設計が理想です。
投入口の高さや角度から横穴用か縦穴用の投入口を選びます。
コインシュートにゴミや汚れなどが付着すると硬貨詰まりを引き起こします。硬貨は一定のスピードでコインシュートを通過しない為、汚れなどが付着すると2枚目以降の硬貨と重なり深刻なコイン詰まりとなります。
コインシュートの設計では以下のことに注意します。
- コインシュートをできるだけ短く、コインシュートの途中で角度を変えない。
- ゴミや汚れ、錆びなどが付着しないような素材を選ぶ。
- つなぎ目など隙間を少なくする。
硬貨返却レバー
硬貨返却レバーを回転させることでコインメック上部にある硬貨返却用のローラーが押されます。硬貨返却用ローラーを押すことによりゲートが開き、硬貨を硬貨返却出口から返却します。また、つり銭払い出し用のレバーとしても使われています。
硬貨返却レバーは返却レバー、受軸、返却金具、スプリングで構成されていますが、乱暴に扱われることが多く、返却金具の強度が問題になります。
スプリングの材質はSWP、線径:φ0.6、コイル外形:φ8.8、自由長:45㎜に丸フック仕様と一般的ですが、材質にステンレスを使う場合もあります。
返却通路、金庫通路
コインメックの硬貨出口には、払出し、返却、金庫の3つがあり、通路を設計するにあたってコインメックと硬貨出口を正確に合わせる必要があります。

ECC-AJC40

FMVT451

CLX-40/50
返却、払出しは返却口へ、金庫はそのまま金庫箱へ搬送してください。
コインメックの取外し方
コインメックは、アクセプタ裏側の3か所で固定されます。ネジで固定する場合は下図の様にコインメックからアクセプタをはずしてからネジ止めをします。

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