紙幣の最大投入枚数
チューブ内の500円硬貨が何枚残っているかで決定
投入したお金は、返却操作がなされた場合は全額返却されなければなりません。
返却レバーにて決済中断が決定した場合、それまでに投入した硬貨や紙幣が返却口に戻ります。複数枚の紙幣を受け付けるビルバリの場合、返却する紙幣は最後に入れた1枚のみで、残りは500円硬貨で返却します。したがって、チューブ内に500円硬貨が何枚残っているかによって、受け入れ可能な紙幣の枚数は変わってきます(※ カセットをはずしたり、電源をON/OFFした場合には、枚数はリセットされます)。
日本コンラックスのビルバリ( NBX-R6**シリーズ)は、n枚数受入機能=有の機種に限ります。
コインメックの残量センサだけでは正確な500円硬貨の枚数がわかりません。500円硬貨の枚数を「X」枚とした場合、下記のような処理になります。(1,000円札投入の例)
- チューブ内に500円硬貨の枚数が「X」枚以上ある場合は、1,000円札の最大投入枚数は2~4枚
- チューブ内に500円硬貨の枚数が「X」枚未満の場合は、1,000円札の最大投入枚数は1枚
- 電源投入前やカセットの脱着後にコインメックの500円チューブには必ず1枚以上500円硬貨を入れて下さい。
- 「X」枚の値はメーカーや機種によって異なりますが、平均して10±2枚~3枚と誤差があり、注意が必要です。
稼働中のコインメックは投入された500円硬貨や払い出された500円硬貨をカウントしていますので、より正確な500円硬貨の残量がわかってきます(重要)。
その結果500円硬貨が10±2枚~3枚以下になってもつり銭ありと判断する場合があります。
取引毎の最大投入枚数
取引毎の硬貨と紙幣の最大投入枚数 ※ CBEZ-Pro (DLL), CBEZ-STANDARD を利用した場合
富士電機 (コインメック: FDVT451BW / ビルバリ: BVE21SR4)
- 100円/10円は硬貨を各17枚以上補充してください。
- 500円硬貨 つり銭=有りとは、電源投入前やカセットの脱着後にコインメックの500円チューブ内に500円硬貨が、10±2枚~3枚入っているか、稼働中にコインメックが500円硬貨のつり銭を払い出せると認識した場合です。
- 500円チューブのつり銭保留枚数(68枚または8枚)は68枚の設定です。現物エスクロ機能使用時では、500円硬貨は最大3枚迄、100円硬貨は4枚迄になります。
500円硬貨 つり銭=無し | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 8枚 | ¥4,000 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 30枚 | ¥1,500 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥1,000 | 1枚 | ¥1,000 |
合 計 | ¥9,900 |
500円硬貨 つり銭=有り | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 8枚 | ¥4,000 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 30枚 | ¥1,500 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥1,000 | 4枚 | ¥4,000 |
合 計 | ¥12,900 |
500円硬貨、100円硬貨の現物エスクロ機能未使用時の金額です。
日本コンラックス (コインメック: CLX-G241 / ビルバリ: NBX-R63*)
- 100円/10円は硬貨を各17枚以上補充してください。
- 500円硬貨 つり銭=有りとは、電源投入前やカセットの脱着後にコインメックの500円チューブ内に500円硬貨が、10±2枚~3枚入っているか、稼働中にコインメックが500円硬貨のつり銭を払い出せると認識した場合です。
- 500円チューブのつり銭保留枚数(70枚または9枚)は70枚の設定です。9枚の設定では、500円硬貨は最大6枚迄になります。
500円硬貨 つり銭=無し | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 19枚 | ¥9,500 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 18枚 | ¥900 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥1,000 | 1枚 | ¥1,000 |
合 計 | ¥14,800 |
500円硬貨 つり銭=有り | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 19枚 | ¥9,500 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 18枚 | ¥900 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥1,000 | 4枚 | ¥4,000 |
合 計 | ¥17,800 ※ |
n枚数受入機能=無の機種が基本になりますので、投入した合計金額が14,800円までは正常に返金されますが、n枚数受入機能=有の機種は、14,810円以上は、返却でエラーになるので注意してください。
n枚数受入機能=有の機種を使う場合、一度の取引では14,810円以上投入しないでください。(機種によっては異なります)
富士電機 (コインメック: FDVT561BW / ビルバリ: BVE21SR4)
- 100円/10円/5円は硬貨を各17枚以上補充してください。
- 500円硬貨 つり銭=有りとは、電源投入前やカセットの脱着後にコインメックの500円チューブ内に500円硬貨が、10±2枚~3枚入っているか、稼働中にコインメックが500円硬貨のつり銭を払い出せると認識した場合です。
- 500円チューブのつり銭保留枚数(68枚または8枚)は68枚の設定です。現物エスクロ機能使用時では、500円硬貨は最大3枚迄、100円硬貨は4枚迄になります。
500円硬貨 つり銭=無し | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 8枚 | ¥4,000 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 30枚 | ¥1,500 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥5 | 10枚 | ¥50 |
¥1,000 | 1枚 | ¥1,000 |
合 計 | ¥9,950 |
500円硬貨 つり銭=有り | ||
---|---|---|
金 種 | 枚 数 | 金 額 |
¥500 | 8枚 | ¥4,000 |
¥100 | 30枚 | ¥3,000 |
¥50 | 30枚 | ¥1,500 |
¥10 | 40枚 | ¥400 |
¥5 | 10枚 | ¥50 |
¥1,000 | 4枚 | ¥4,000 |
合 計 | ¥12,950 |
500円硬貨、100円硬貨の現物エスクロ機能未使用時の金額です。