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リサイクルビルバリとは

リサイクルビルバリは、紙幣還流機や紙幣還流装置、循環式紙幣入出金機、還流紙幣識別装置、ビルリサイクラーとも呼ばれています。リサイクルビルバリに入金された紙幣はそれぞれの紙幣収納部に収納され、つり銭として利用できます。

機種によっては異なりますが、1.挿入口、2.一括操出部、3.識別部、4.還流部1、5.還流部2、6.リジェクト部、7.非還流収納部、8.プール部、9.放出口で構成されています。日本コンラックス社製の NBX-M400シリーズの場合は、1.挿入口、2.識別部、3.千円紙幣用循環スタッカ(エスクロ)、4.高額紙幣通路(エスクロ)、5.混合スタッカ、6.プール型出金口となり、コンパクトな仕様になっています。

NB-M400
NB-M400
BCA-200
BCA-200
AD-1-4
AD-1-4

払出金種

払出金種は機種によって異なりますが、1金種、2金種、4金種があり、プール型出金口により一括払出機能があるタイプが多くなっています。また、一度に払い出される金額は機種や条件によって異なります。NECマグナスコミニケーションズ(旧ネッツエスアイ東洋)社製 BCA-200 / 210 は2金種、日本金銭機械社製 AD-1-4 は4金種の払出が可能です。これらの製品を使用すれば、返金に関する問題はなくなり、千円紙幣が不足する心配も少なくなります。最近では日本コンラックス社製の NBX-M400シリーズの登場で、JVMA通信方式のコインメックとの組み合わせが可能なり高額紙幣が使えるようになった事で自動券売機や各種チャージ機、パーキング等幅広い分野で利用できるようになりました。

挿入口の一括操出機能とは

BCA-200 / 210 や AD-1-2MC / AD-1-4 の機種には、一括操出機能があり、紙幣を最大20枚まで重ねて挿入口へ入れる事ができます。

リサイクルビルバリを使わない方法

高額紙幣識別機と紙幣払出機の組合せで紙幣をつり銭として払い出せます。しかしこの場合は紙幣払い出し機に補充する1,000円紙幣を常に補充する必要があり、紙幣還流式と比べると手間を要するだけでなく違算等のリスクが高まる可能性もあります。

通信の互換性について

制御に関する通信プロトコルは各社様々な方法を採用しており、互換性がありません。機種によっては伝送制御にシリアル( RS-232C や RS-422/485 )が用いられていますが、伝送制御の基本シーケンスが 100msオーダのため、Windows PCなど時間保証制御の難しい制御システムを上位制御として用いた場合は処理が中断することがあります(※ NBX-M400 や NBX-4N1 は、JVMA仕様)。

オクトでは、CBEZ-Pro 簡易制御ライブラリとほぼ同等の課金処理機能を、外部プログラムから制御可能なように独立させた Windowsアプリケーション(マネージャソフト)や専用基板をご用意しています。また、CBEZ-Standard-M400は、NBX-M400シリーズとコインメックの簡易制御を行う為の専用基板ですので、従来のビルバリ、コインメックとの組合せと同様に簡易制御が可能になりました。

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オクトは日本コンラックス・富士電機製機器の販売代理店です。

当社の課金制御基板(CBEZ-ProCBEZ-ColumnCBEZ-StandardCBEZ-Mini)と同時にコインメック、ビルバリをお求めになられるお客様には、お得なセット価格をご用意しております。